今日は、なにかと最近流行りの〝ゼロ〟について話していきます。
年末年始の食べ過ぎに備えて、健やかなライフスタイルを心がけたいですよね✨
ゼロカロリー飲料が体に良くないというのは、よく聞く話ですね。
その真偽についてお話しします。
飲むなキケン!ゼロカロリー
大量に摂取した場合は、正解!です。
そもそも、なぜ甘いものを摂取すると太るのでしょう?単純な質問すぎて周りに聞けないけど、自分で説明しろと言われると難しいことって多いですよね。そんな素朴な疑問にお答えします。
ご存知の方は、読み飛ばしてくださいね。甘いものを摂取すると、血中の糖度:血糖値が上昇します。血糖値が上がることによってインスリンというホルモンが分泌されます。インスリンは、体の細胞に糖を取り込むホルモンで、糖を摂りすぎてしまうと、余分な脂肪として蓄えてしまったりするため、インスリンが出ることによって、体の栄養として糖が使われるとも言いますし、過剰に摂取した糖は蓄えられて〝太る〟原因にもなります。
そこで🫵🏽GI値:食後に血糖値がどのくらいのスピードで上がるかを示した指標を参考にして、一気に血糖値を上げない食品(野菜とか…)をメインで摂取することで、インスリンが放出されにくく、太りにくくなるのです。
GIが70以上の食品(米、パンなどの炭水化物や、お菓子)→高GI食品
56~69の間の食品(芋とか玄米とか)→中GI食品
55以下の食品(緑黄色野菜、こんにゃくとか)→低GI食品
と定義されます。
そこで🫵🏽カロリーをおおよそゼロにした人工物である甘味料が含まれた飲み物やゼリーを摂取すると、とても甘い味がして満足しますが、大量に摂取すると体に悪影響を与えます。
まず、果糖など通常の糖分と比較して、アスパルテームなどの人工甘味料は血糖値を上昇させませんが、ステビアなど天然甘味料は1gあたり4kcalのエネルギーを持っているため、おおよそゼロカロリーであるだけで、食べ過ぎると当然太ります。
これらの甘味料には、ほぼエネルギーがないにも関らず、ステビアは砂糖の300倍の甘さと言われています。少し摂取するだけで、みんな満足するため、結果的に痩せる✨そういう意味なのです。しかし実際は甘いものの中毒性にハマり、さらに甘いものを摂取したくなるため、太る原因になると言われています。
さて、話は戻りますが、このように通常より多く大量に摂取することで何が起こるか。現時点では、結局糖尿病のような体質(耐糖能異常)になったり、妊娠中であれば生まれた子供が肥満になりやすいことなどが言われていますが、、
適量摂取なら大丈夫と思います。
ポリフェノールは身体によい?
ポリフェノールの成分にある抗酸化作用が体の解毒に働きかけ、動脈硬化などの予防ができると言われているのは本当です。
しかし、体内でそのような作用を起こすためには相当量のポリフェノールが必要なことまでは、あまり知られていません。
およそ、赤ワイン1Lに2g~6gのポリフェノールが含まれています。
理想的なポリフェノールの1日あたりの摂取量は、およそ1.5g以上になります。
つまり、毎日1L以上のワインを飲めるのであれば効果的ですが、その前に腎臓やその他の臓器がやられてしまいます。
赤ワインはポリフェノール量だけでいうと、身体に良い効果はありません。
ただし、ワインがポリフェノールを多く含むことや、ポリフェノールに解毒作用があることは間違いありません。
ケチャップかければカロリーダウン?
ケチャップの主成分はトマトであり、トマトには豊富なリコピンが含まれています。リコピンは、赤やオレンジ色の植物由来の色素成分〝カルテノイド〟です。リコピンはポリフェノールと同じで抗酸化作用が高く、高脂血症を予防します。
しかし、揚げ物にケチャップをかけたからといって、ケチャップの糖質もゼロではないため、脂もの摂取による生活習慣病を予防できるかもしれないだけで、カロリーはダウンしません!
ケチャップは、調味料の中でも糖質が低く、栄養価が高い!と覚えておくことは大切ですね◎
雑学は、自分が知っておくと生活の知恵になり、またそれを誰かに教えてあげることで正しい情報リテラシーが構築されます。
お子さんに聞かれたとき簡単に答えられたり、ちょっとしたネタとして理解が深まれば幸いです✨
より詳しい情報はWHOなどの、公式ページをご参考にしてください!
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